少し古い話になりますが。
私が個人でWebサイトの運営をしていた時、音声をネットにアップしていた時期があります。
文章を書く時間がなく、おしゃべりの内容を無編集で載せるだけなら、という軽い気持ちと、目新しいことをしたいという気持ちからでした。
この時はほんとに個人サイトですのでクレームはごめんなさいしていたのですが、その中に「文字は自分のペースで読めるが、音声だとしゃべる時間が決まっているので時間がかかる」というご意見をいただいたことがありました。
なるほど、と思ったものです。
おそらくその時の音声は10~15分ぐらいしゃべっていたので、絵もつかない素人のおしゃべりを聞くのは辛かったのでしょう。

それから時間が経ち、インターネット上でできることも劇的に変わっていきました。
昔は音声ファイルだけでもWebサーバの容量を圧迫し、ダウンロードにも時間がかかっていたのに、現在は動画ファイルを上げてもびくともしないサイト(YouTubeさんなど)、動画を見ても問題ないブロードバンド環境にストリーミング技術。
そして何より、再生環境がパソコンからスマホに変わっていきました。
おそらくテレビ・ラジオといったメディアは「ながら見」・「ながら聞き」の文化だと思うのですが、パソコンは起動させ、該当ページに飛ぶといった主体的な動作が必要なものでした。
ですが、例えばYouTubeの動画ならチャンネル登録さえしておけば、スマホでタップ3回の簡単な動作、ご飯を食べながらでも見れる「ながら見」が実現したのです。
近年テレビの視聴率がネットに取られているといった記事を目にするようになってきましたが、それもそのはず、テレビの電源を入れてリモコンでチャンネルを合わす作業よりも簡単に、(いい意味で)放送倫理にも放送区域にも縛られない面白い動画を見ることができるようになったのです。

そういうこともあり、再び動画配信が着目されるようになりました。
チャンネル登録数が100万を超える動画チャンネルの登場や、200万人以上が見る生放送。
メディアの切り替わりを感じますね。

「愛媛の地酒で乾杯」推進協議会のWebサイトには「酒蔵ップ」の名を持つ2つのコンテンツがあります。
全く違ったことをやっていますが、それぞれご自身のライフスタイルに合ったものを見てほしいと感じています。
ただ、力を入れたいのはやはり動画ですね。
「一週一刊 蔵元屋 酒蔵ップムービー」はながら見に耐えうる3~5分程度の動画と決めて作っています。
本当は「一日一刊」にしたいところなのですが、横田光敏会長と高橋司副会長の間を分かつ50kmもの道が(笑)
「酒蔵ップムービー」「酒蔵ップノート」に続く第3の発信なんかも出来ればいいな、と感じるのでした。