これをとある杜氏さんに聞いたら大笑いされました。
昔と違い、杜氏さんは監督業だけでなく進んで現場に入らなければならない。
蔵の中の作業は水との格闘なので、しもやけ・あかぎればかりの汚い手だよ。と。

そうなんです、蔵の中の作業はお酒に雑菌が入らないように手や酒造りの道具を日がな一日洗うんです。
それはもう潔癖症じゃないかと思うぐらい。
それぐらいやらないといい酒質のお酒ができないらしいんですね。
私もお手伝いと称して邪魔をしに行ったときは手がふやけるほど水を使いました。
さすがに1日でしたのでしもやけやあかぎれはなりませんでしたが。これ、個人宅でやると水道が大変なことになるな、といった具合です(笑)
だからお酒造りは水の豊富なところを中心に行われているんですね。

実は杜氏さんの手はきれいではありません。
ですが、素敵な手をなさっています。
それは私たちを喜ばせてくれる魔法の手なんです。